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少々時間があるんで、衣装…じゃなくてウエアをどんな感じにするか考え始めました。
大抵は前日までにウエア一式を決めて、facebookにアップしたりするんですが、ほら、今回はまったく走る気が無かったんで何も決めておらず、とりあえずゆるゆるのパンツをレース用に履き替えるとこから始めるという体たらく。それでも膝下までのタイツを履いて、インナーを着て、その上から「誰か分かる人がいると楽しいだろうな」と思いながらチーム75の半袖Tシャツを着ると、テンションもそれなりになってきました。
昼くらいから風が強くなるとのことなので、コンタクトはやめて眼鏡で走ることにし、再度ホームページを確認したんですが、まだ開催かどうかが決まっていないらしく、さてどうしよう?と思いながら時間を計算すると…
自宅→会場:一般道で約1時間→受付7時~8時=6時半~7時に自宅を出なくてはダメなのでは?
そんなワケで、家族に置手紙を残して取りあえず向かってみることに。「ミヤランは予定通り開催」をホームページで確認したのは6時42分、朝食を買うコンビニの駐車場でした。
(つづく)
なんて言ってた人が走ってまいりました。
前日の就寝は10時、時々目が覚めたけど何とか眠れて起床は4時。餅→バナナを食べて5時半の電車で新宿へ。車中にランナーっぽい人(靴にチップ付けてる人とか、タイツの上からベンチコート着てる人とか)が増えていくのが妙に嬉しかったです。
7時15分に新宿着。ランナーの入り口とかよく調べずに行ったんですが、人の流れに沿って行ったところ自然と入場口に。ここは作戦通りでした(笑)
天気予報では風が強いとのことだったので、100均で買ったポンチョを被り、ホッカイロを2つ装着して8時過ぎに3度持ち物をチェックした後に荷物を預けました。
トイレを済ませ、迷いながらJブロックへ。丁度陽だまりがあったので軽くストレッチしている間に人がドンドン増え、スタッフの方の
「このブロックには6000人入るんで前につめてくださーい」
との声に押されて前の方へ。ただ、日が昇ってきたので移動先も陽だまり。ラッキーでした。
とはいえ待ち時間は50分(長!)の間にはさらに前に進み、日陰で待つこと15分(この15分が一番長かった)初フルのスタートとなりました。ちょっと身震いしたのは寒かったからか嬉しかったからか。多分両方です。おしっこした訳じゃないですよ、念のため。
0~5km 29分48秒
故障した箇所は気になるけど、今日壊れても良いから5分30秒/kmで行こうと決めて人ごみを縫っての走り。結果これが後で仇になることに。失敗その1です。
しかし、後で見たら上記のタイム。ってことは6分弱でのスタートだったようです。どんだけ蛇行してたんだ。今までのレースは田舎道ばかりで、それはそれで良かったんですが、今日は沿道の人の多さが楽しい序盤でした。
6~10km 29分30秒
iphoneのアプリでペースを聞きながら走ってたんですが、この時点でどうもおかしいということに気付きます。人ごみを縫うような蛇行が原因なのか、初フルの呪いなのか、表示されているkm数と耳から入ってくるkm数が既に1kmずれてまして自分のペースが分からない状態に。でも体の調子はなかなか良かったです。
そうそう、有森さんがこの頃沿道から声かけてくれてました。「声かける」と言ってもほぼ絶叫でして、すごい迫力でした。あと増上寺?のお寺のお坊さんが門の上から送る気も凄かった。後押しされるようにペースは上がります。
11~15km 29分11秒
ここのあたりも体の調子は良く、「どこまでも行けるんじゃないか」といった感じに。アプリは平均ラップを5分20秒/kmくらいで告げてたんですが、腕時計から計算するとそれほど早くは無い。さてどうしよう。
①アプリを信じてペースを落とす。
②腕時計を信じてペースを上げる。
迷った後ペースを上げることに。はい、間違いその2です(笑)
16~20km 29分29秒
ペースを上げて2kmくらい過ぎたところで右足裏に「ぬるっ」とした嫌な感触が。朝迷った挙句に履きなれたネクサスにしたんですが、これが裏目に出たようです。
「今まで一度もこの靴でマメなんて出来なかったのに…」
半分も走って無い状態でのこの変化に少しペースが落ちはじめました。
21~25km 33分55秒
スタート地点から我慢してたトイレが我慢できなくなり空いている所を探して駆け込むことに。
どっこい、このトイレはビルの地下にありまして階段にはびっしりとランナーが。そりゃ入り口は空いてるよなと思いながらも並んで用を済ませレースに復帰。4分くらいかかってたようです。
マメが大きくなっていく感じと腰横の腱の部分が時々キーンと痛みはじめがこの頃。色々なところに黄色信号が灯りはじめます。
痛みを抑えられればと思いキリストを抜く時に拝んだのはこの頃です。
26~30km 31分49秒
アプリではまだ5分30秒/kmくらいと言ってましたが、腕時計から計算すると4時間には厳しい状況。心が折れたのがラップに表れてますね(笑)
丁度浅草くらいでしたんですっぱいトマトや饅頭をいただき、ブドウ糖をいただき、ハイタッチをして…あ、岩崎恭子さんとQちゃんとは握手してもらいました。写真撮れば良かったなあ、とこの辺りはレースを楽しんでました。ろうそくの最後のひと燃えってヤツです。
31~35km 33分56秒
32kmが半分と思うようにとのアドバイスを思い出し、よしここからと気合を入れ直し。
ところが右足の状況がえらいことに。腰とマメの痛みが徐々にひどくなってきます。それを庇った走りになっていたようで35km付近で右太ももが攣りました。ふくらはぎが攣った事はあるけど太ももとは、と少々パニックに。それでもだましだまし走ってました。
気を紛らわす為に饅頭や飴、ブドウ糖、トマト、バナナ、チョコレートとかとか色々と食べてました。走りながら食べるってより、次の食べるとこまで走るって感じでした。
「イナゴ走法だな」
なんて思ってました。
36~40km 42分51秒
そんな訳で36~39kmが一番辛かったです。アプリとのずれは2kmを超えてまして
「それだけ進んでりゃどんなに良いか」
なんて考えてました。最初に足を使うなというのはこういうことだったんだなあとも。歩かないと決めてたのに歩いてしまったのもこのころ。例の橋のとこです。
しかしまあ、一度歩くとダメですね。スピードの強弱で右足裏のマメもズルズルしてきましたし、再び走り出そうとすると太ももがまた攣るし。
あちこちで声をかけていた沿道の方のエアサロンパスをものは試しと思って吹き付けたところ、39kmくらいからゆっくりでも走れるように。残り3kmはゆっくりでも走ろうと決めてのラストランでした。
40~ゴール 16分4秒
kmあたり7分超えてます。ってより8分近かったんだ。とはいえ、歩いた方が速いと思ってたけどやはり走った方が速いみたいですね。
そしてお約束の「残り195m」の表示をゴールと勘違いしてがっかりしつつも歯を食いしばって走りぬき、何とか5時間以内でゴール。ふらふらの足を踏ん張ってコースへ一礼。ふんばったことでまた足が攣りました(笑)
ちなみにゴール後のアプリは44.85km。後150m走れば良かった。無理だと思うけど。
そんなこんなで最初のフルは厳しさを思う存分味あわせていただきました。でも楽しかったなあ。
応援していただきありがとうございました。結果はこんな感じでしたが、これを糧に次回も頑張りたいと思いますんでこれからもよろしくお願いします。
痛めた腰横の腱は普通の生活をする分には支障が無い程度にまで回復、とはいえ走ると違和感が半端無い状態です。何かこうぎくしゃくした走りって感じ。
整骨院の先生には
「走るなよ」
と言われてたんですが、こう、我慢できずに走ってた感じでは右と左のバランスがとれてない感じ。ペースも5分30~40秒/kmがやっと。
そんな訳で練習も日曜10km→水曜6kmで終了。中3日でマラソン当日を迎えることにしました。
走れないと思ってた状態に比べると随分良いんで、このままゆっくりして当日は行けるとこまで行くって感じにします。
当日の作戦は、無謀でも5分30秒/kmでイーブンペース、とはいえ最初の5kmは6分/kmくらいでサブ4が達成出来たら御の字って感じでかまえることに。まず目指すのは完走だなあ。
練習はそれなりにこなしたけど、直前に走れなかったのはやはり不安です。
当日のアドレナリンとかドーパミンとかランナーズハイとかに期待します(笑)
妻「本当にこんな天気の中、マラソン大会ってやるの?」
私も少々そう思う天気の中、下野市天平マラソンに参加してきました。
前日から天気予報をちょこちょこチェックしてたんですが、雨とかみぞれとか雪とかとか…挙句の果てには「爆弾低気圧」という、走る事を止めるというよりは外に出る事をためらうような天気になるよ、という文字が。とはいえ、13日の天気があまりにも良かったんで「ひょっとしたら」と思い就寝→起床したところ予報通りの雨模様。
家族には 「会場に着いて、これはダメだと思ったら走らないから」 と言って家を出ましたが、乳首には絆創膏。つまり走る気マンマンでした(笑)
とはいえ、大会自体の運営に半信半疑しながら8時に会場に着いたところ、まさかの満車状態。いやあ、皆さん凄いんですね。 受付して車中待機。9時過ぎからおもむろに車内ストレッチを開始し、9時40分に外に出たところ天候は雪に変わってました。もう矢でも鉄砲でも持ってこいって感じ。
取りあえず、あまりの寒さだったんでジャージを着て走る事にしまして、ゼッケンを付けかえ、100均のレインコートを被り集合場所へ。震えながら出走を待ち、10時に予定通りスタートとなりました。
~5km 5:08、4:59、5:00、5:13、5:00
作戦では天候からいって5:20くらいから入って5分10秒台のペースを考えてました。でも、何かこう雨交じりの雪に4km過ぎから北風も加わりまして、 「ペースって何?美味しいの?」 の状態。の割にはなかなかのペースだったようです。
6~10km 5:05、5:16、5:11、5:04、5:21
色々大変でしたが、北に向かう時にレインコートが風で煽られてボタンがポンポン外れてしまうのが困りました。童話「北風と太陽」では北風はアレな感じでしたが、今日は強かった。ボタンが外れる度に几帳面に付け直してたんですが(ほら、血液型がA型なもので)最後は切れ加減に諦めてフード取っ払って走る事にしました。これが後でちょっとしたトラブルに。 あ、7kmでアミノジェルを投入しました。
11~15km 5:21、5:04、4:56、5:21、5:36
この頃は雪からみぞれ交じりの雨になってました。道路は踏み込むと「ぬるっ」とした状態。ペースがバラバラなのは北に向かうと遅くなり、南に向かうと早くなるってヤツかと。
この頃、手の指の感覚は大丈夫だったんですが、足の太ももから下の前半分感覚が無くなり、触っても感触の無い状態に。「これはいつ攣ってもおかしくないなあ」と思いながらも行けるとこまで行こうと思ってました。今日一番根性があったのは多分この頃です。15km過ぎに2つ目のアミノジェル投入。何かしたかったもので。
16~20km 5:11、5:21、5:15、5:04、5:15
雪とか雨とかみぞれとか風とか、もうお腹いっぱいいただきましたんで「もう結構です」と言ったんですが、空は許してくれず「もう一杯」「まあ、もう一杯」と面倒な上司の状態に。レインコートの隙間から入った雨でジャージの重さが結構な感じになり、「これはもはや修行だな、忍忍」とか言ってました。少しおかしくなってたと思います。普段もあんまり変わらないかもしれませんが。
18km過ぎにワイヤレスのヘッドセットが水に濡れて度々落ちそうになり、落ちてしまったら取りに行くのが面倒なんで手袋の中に入れて走る事に。お陰でラストスパートのペースが掴めずに手探りの全力疾走となりました。フードをちゃんと被っておけば防げたんですが、少々失敗。
~21km 5:25
そんなワケで最後は風に逆らってるからスピードが出ないのか、足が限界でスピードが出ないのか、そもそもスピードが本当に出ていないのか分からない状態。結果からすると出てなかったんですが(笑)
そんな訳で2度目のハーフマラソンは「水ごり」もしくは「修行」という感じで終わりました。 結果としては目標としてた1時間50分が切れず(1時間51分36秒でした)、少々悔しいレースになりましたが、そもそもの作戦で5分20秒で入って5分10秒台で走ったらそもそもそのタイムは厳しいんじゃないかいという事に気付いたのは、終わった後の温泉に入ってる時でした。後の祭りってヤツですね。
まあ、今日の天気が天気だし、自己ベストは6分程度更新出来たし、着ていたジャージが水を含んで20kgくらいになってた(大げさです)し、転んで怪我したり、低体温症で病院に運ばれたりしてないから、こんな感じでも良いのではないかと自分を慰めてます。
これで東京マラソンの前のレースはすべて終了です。もうひとつくらい出ても良かったかな、と思いますが、計画的に練習してサブ4狙っていきたいと思います。